わんポイント アドバイス
オーラルケアについて
犬猫のオーラルケアについて・・歯磨きをしたほうが良いのは分かるけど・・実際みなさんはどうしているのだろう?放っておくとどうなるのだろう?
歯磨きを・・ している 以前はしていた したことがない
犬 67.1% 19.4% 13.5%
猫 29.2% 18.3% 52.5%
歯磨きをしている方のうち、歯ブラシを使用しているのは
犬 56% 猫 28% です。
13歳以上の高齢の犬や猫は3/4が口内に悩みがあると言われています!歯磨きをしないとどうなるのだろう?みなさんは歯石がついているのは見てわかるかもしれません。しかしそのあとは・・・
歯垢が付着→歯石になる→歯周炎になる→歯周病になる・・・その後、ねこちゃんは痛みでごはんがたべられない。わんちゃんは心臓病や他の臓器への疾患になります。いずれにしても全身の状態が悪くなるので放っておくと怖い病気になってしまいます。
お口のケアは絶対にした方が良いですが・・毎日は難しい。せめて1日おき、最低でも2日おきでできたらしてあげてください。まずは出来ることから無理せずに始めてみましょう。
<歯磨きに慣れてもらうための手順>
①口(マズル)を触ることに慣れてもらう。
わんちゃんは口周りを触られるのが苦手。まずは顔や口周りに優しく触れ、良い子にしてくれたら、ご褒美をあげたり、ほめてあげましょう。
②嫌がらなくなってきたら、歯や歯肉にタッチ。指でOK。
※このとき、指に動物用歯磨きペーストなどおいしいものをつけながら行うと受け入れやすいです。
③デンタルブラシを使って歯磨きしてみる。
まずは軽く触れてみて嫌がらなそうなら、犬歯や切歯(前歯)から始め、徐々に奥の歯まで磨いてあげましょう。
そこまで出来たら、最後は少し口を開け、歯の裏側をみがきましょう!無理はしないよう一本ずつを短時間で・・
デンタルケア商品のおすすめ
①歯ブラシ
シグワン(犬用)・・・360度毛があるので磨きやすい
ベッツドクタースペックデンタルブラシ(犬・猫用)・・・毛先が柔らかくヘッドが小さいので奥まで磨きやすい。小型犬やねこちゃんも使いやすいです。
②歯磨きペースト
C.E.T歯磨きペースト・・・4種類のフレーバーがあります。嗜好性に優れていて、ブラッシング後のすすぐ必要はありません。
③デンタルガム
C.E.Tベジタルチュウ・・・歯ブラシでのケアが困難な子に・・飼い主さんがガムを持ち、左右均等に噛ませてあげましょう。(誤飲防止のためにも)
にゃんポイント アドバイス
ねこちゃんのおもちゃ・・・ねこちゃんのおもちゃはどのようなものをあげていますか?ボールやねこじゃらし・・キャットタワーなど、色々な商品が売られています。おうちのねこちゃんのお気に入りを探してあげてください!
①ボール・・・鈴が入っていて音が鳴るもの、フェルト素材のものが人気のようです。ゴムや紐素材でデンタルケアができるものも・・噛むのが好きな子におすすめです!
②ねこじゃらし・・・飼い主さんが一緒に遊べる。低価格なものが多い。誤飲防止で使用しないときはねこちゃんの目の届かない所にしまっておきましょう。
③ポインター・・・レーザーポインターは目に光をあてないように使用すること。ポインターは電球やLEDの様に光の弱いものを使うことをおすすめします。絶対に捕まえられないのでストレスにもなるかも・・?
④キャットタワー・・・色々な素材や大きさのものがあります。ねこちゃんは上ったり降りたりが好きなのでおうちの隅に設置してあげると喜びます。
⑤トンネル・・・トンネルは暗くて狭くて温かいところがすきなねこちゃんたちがとっても喜びます。意外と使っている方は少ないのではないでしょうか?
⑥爪とぎ・・・壁や棚などをボロボロにされない様に爪とぎのお気に入りを見つけてあげると良いです。色々な素材や形状があります。
<素材>
紙(段ボール)・・・耐久性はあまりなく研ぎカス多めですがダンボールが好きな子は多く、比較的安価で購入できます。
麻縄・・・ザラザラと柔らかいタイプがありキャットタワーのポール部分に使われます。重たく高価なものが多いですが、耐久性もあり長期間使用できます。
綿縄・・・柔らかく研ぎカスはでにくいが爪の引っ掛かりが少なく物足りないかも。
布・・・好みが分かれますが耐久性があります、ソファやシーツで研ぐのが好きな子におすすめ☆研ぎカスもほとんど出ません。
<形>
ボード型・・安価でコンパクトなものが多いですが高さがないと、気に入らず壁で研いでしまうことも・・。
ポール型・・高い位置で研げるので気に入ってくれる子が多いです。
サークル型・・研ぎカスが器の中に落ちるので散らかりにくい。
体を思いっきり伸ばして爪とぎが出来ないのがデメリット。
2017.11.5 更新